児童保護区域(スクールゾーン)で11歳の児童を車でひいて負傷させたとして、特定犯罪加重処罰などに関する法上の児童保護区域致傷の罪に問われた女性に対し、韓国・仁川地裁はこのほど、懲役6カ月、執行猶予1年を言い渡した。
女性は昨年10月16日、仁川市内のあるスクールゾーンで、車で右折する途中、一時停止せず、男児をひいて怪我をさせた罪に問われた。事故で男児は全治約8週間のけがを負った。
地裁は「子どもを保護するために設置された処罰規定の立法趣旨などを考慮すると、罪責が軽くない。ただし被害者と示談し、自動車総合保険に加入している点などを考慮して刑を決めた」としている。
改正道路交通法施行規則により、右折車(日本の左折に相当)は前方の信号が赤の場合、歩行者がいてもいなくても一時停止した後、通過しなければならない。特に、児童保護区域内に信号機が設置されていない横断歩道周辺では、歩行者の有無と関係なく一時停止しなければならない。
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