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ビーガンビューティー創業からインディーズ歌手まで…韓国で注目集める財閥3世

KOREA WAVE 2024年6月28日 18時0分

タリダクム提供(c)NEWSIS

【KOREA WAVE】韓国の財界3・4世の中で、自身の才能を生かしてビジネス以外の領域で大衆にアピールするケースが増えている。中でもビーガンビューティー事業を手掛ける「愛敬グループ」オーナー3世で、「タリダクム」代表のチェ・ムンソン氏が最近、インディーズ歌手に変身し、注目を集めている。

チェ・ムンソン氏は1986年生まれで、愛敬グループのチャン・ヨンシン会長の孫娘。愛敬グループのチェ・ヒョンソク総括副会長の長女だ。2013年、セアグループオーナー3世でセアホールディングス代表(当時常務)のイ・テソン氏と結婚した。

チェ・ムンソン氏は芸術名門学校のイェウォン学校を卒業し、米マンハッタン音楽大学で声楽を専攻した。その後、毎日乳業外食事業部と愛敬産業マーケティング業務などを経て実務を身につけた。

2022年、プレミアムビーガンビューティーブランドのタリダクムを立ち上げ、白いタンポポを主要成分とした環境にやさしいビューティー製品を発売している。

タリダクムは「少女よ立ち上がれ」という意味で、内在した本来の力と美しさを取り戻していくプロセスを支援するために誕生したブランドだ。

チェ・ムンソン氏は難治性ケロイド皮膚疾患を患ったことから、化粧品成分の開発研究に取り組んだ。敏感な肌のためのスキンケア製品を探す過程で、白いタンポポに出会ったという。

チェ・ムンソン氏は自社のホームページに「白いタンポポを食べてみて、塗ってみて成分開発研究を始めた。弱点と感じられた私の肌が最も強い原動力になったことに感謝する」と明らかにした。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News

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