【KOREA WAVE】離婚訴訟を起こした妻への財産分割を避けるため18億ウォン(1ウォン=約0.115円)相当を横領したとして、ソウル南部地検はこのほど、50代の男性を強制執行免脱などの罪で在宅起訴した。男性に加担したとして親戚6人も同じ罪で起訴された。
検察によると、男性は結婚24年目の2018年2月、妻から離婚訴訟を起こされ、約20億ウォンの建物と預金が分割されると予想。離婚訴訟の1審裁判中に自分名義の銀行口座を解約し、約1億8000万ウォンを親戚4人の口座に振り込んだとされる。
また、自分名義の土地や建物を代物返済名目で知人に虚偽譲渡したり、5億ウォン相当のマンションの売却代金1億9000万ウォンを義弟に振り込んで隠匿した疑いもある。
1審では財産8億ウォンを分割するよう命じる判決が出たが、男性の妻は判決確定後も一切支払いを受けていないという。
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