【KOREA WAVE】韓国プロバスケットボール釜山KCCイージス所属のホ・ウン選手が26日、元交際相手を薬物投与などの罪で告訴した。
ホ・ウン側の弁護士が同日午後5時30分ごろ、ソウル江南警察署を訪れ、告訴状を提出した。元交際相手が恐喝未遂や脅迫、ストーキング処罰法、薬物類管理法違反にかかわった疑いがあるとしている。
弁護士によると、ホ・ウンは元交際相手と2018年末、知人の紹介で知り合い、恋人関係になった。しかし、性格の違いや両家の親の反対もあり、2021年12月ごろに別れたという。
交際期間に元交際相手は2回妊娠した。最初の妊娠時は、ホ・ウンは元交際相手と間で「子どもの責任を負う」と約束したが、元交際相手は「結婚後に子どもが欲しい」として自身の判断で中絶したという。
2度目の妊娠時にも、ホ・ウンは「出産しよう」と言ったが、元交際相手は出産前の結婚を求めた。結局、2人の合意のうえで、元交際相手は2度目の中絶手術を受けた。
ホ・ウンが結婚をしばらく保留したいと言うと、元交際相手は態度を急変させた。ホ・ウンの私生活をマスコミとSNSに暴露するとし、3億ウォン(約3300万円)を要求してきたという。
別れた後も元交際相手は4年近くホ・ウンをストーキングして脅迫し、自害行為をするなどした。弁護士は「選手生活にも支障をきたすようになり、告訴に至った」と説明した。
ホ・ウンは1993年生まれ。「バスケットボール大統領」といわれたホ・ジェの長男で、2023~2024年に所属チームのKCCイージスをトップに導いた。弟のホ・フンも水原KTの主力ガードとして活躍している。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News