【KOREA WAVE】韓国で、IT技術発展の余波により、若年層が、労働活動よりもコンピューター関連の時間を費やす傾向が強まっている。
韓国銀行が6月28日に公開した「コンピューター関連余暇(recreational computing)と労働供給」報告書によると、男性は女性よりも約1.5倍多く労働時間を減少させた。
若年層は、労働活動よりも、ゲーム、ソーシャルメディア、ストリーミングサービスなどのコンピューター関連の余暇活動に多くの時間を費やす傾向がわかった。こうした傾向は、労働市場や経済全体にさまざまな影響を与える可能性があり、政策的な対応が必要になる。
韓国国民の余暇時間は、睡眠、食事などの必須余暇と並び、コンピューター関連余暇が増えた。コンピューター関連余暇時間は青年層で増加幅が大きく、男性はゲーム時間、女性はインターネット情報の検索時間が大きく増えていた。
同銀行雇用分析チームは「総余暇時間が増え、中でもコンピューター関連余暇活動時間が顕著に増えた。IT技術の発展は、コンピューターや携帯電話の性能向上などにより、さらに長い時間をコンピューター関連余暇活動に割くことになり、労働供給を減少させている」と分析した。
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