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「首輪つけ、わき腹を蹴る」という愛犬しつけ法…「訓練なのか、虐待なのか」韓国で激しい論争

KOREA WAVE 2024年7月7日 7時0分

ユーチューブキャプチャー(c)news1

【KOREA WAVE】韓国の「闇の犬統領」と呼ばれ、13万人を超える登録者を持つユーチューブ「テンチョギ相談所」の訓練士が、動物虐待騒ぎに巻き込まれた。チャンネル映像のコメントには、「これは訓練なのか、虐待なのか」といった意見が相次ぎ、激しい論争になっている。

テンチョギ相談所のペット犬訓練映像を見ると、訓練の前後で違いが鮮明だ。同相談所のキム・テウ代表訓練士は、ペットの問題行動を早くただすためだと言って、犬の首輪を強く引いたり持ち上げたりしたほか、「インサイド・ブロッキング」と称して足でペットのわき腹を蹴ったりした。

その後、ペット犬は、吠えたり当たったりする問題行動を止め、順応する姿を見せた。断固とした多少過激な訓練を受け、行動が急に変わったペット犬の姿を見て、飼い主や一部のネットユーザーからは「すっきりした」との声も上がった。

同相談所が上げたショーツ映像は数百万回の再生数を記録し、幅広いチャンネルで再拡散された。しかし、キム訓練士が示した公認資格証を発給する「韓国愛犬協会」では、こうした訓練方法について公式に否定的な立場を示した。

同協会のパク・エギョン事務総長は、取材に対し「映像にあるような訓練方法を協会資格試験で実行したとすれば、その場で失格になる」とし、キム訓練士の資格を剝奪したことを明らかにした。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News

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