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「2026年には全海軍を指揮する」…リムパック参加・自信に満ちた韓国海軍大佐

KOREA WAVE 2024年7月8日 7時0分

【KOREA WAVE】
米ハワイの真珠湾・ヒッカム基地に停泊中のイージス駆逐艦「栗谷李珥」(右)と駆逐艦「忠武公李舜臣」=海軍提供(c)NEWSIS

「今年、訓練を無事終え、2026年には訓練に参加した全海軍を指揮する連合構成軍司令官を務めるのが目標です」

米ハワイの真珠湾・ヒッカム基地で6日午後(現地時間)会った環太平洋訓練戦隊長のムン・ジョンファ韓国海軍大佐は、自信に満ちた声で、次期訓練の目標について語った。

強烈な太陽の下で、米国主導の海上軍事演習「環太平洋合同演習(リムパック)」が進行中の真珠湾基地に入ると、真っ先に目に入ったのは一列に並んで停泊している日本の水上艦とその上に刺さっている旭日旗だった。その後は、韓国海軍のイージス駆逐艦「栗谷李珥」(7600トン)、駆逐艦「忠武公李舜臣」(4400トン)。太極旗がはためいた。

韓国の水上艦の周辺には、リムパックに参加したさまざまな国の船舶も目に入った。正面にはインド、側面ではシンガポール。特に、シンガポールの水上艦に設置されたレーダーは、敵のミサイルを一寸の誤差もなく捕捉するという意志を示すように、速いスピードでぐるぐる回っていた。

1971年から始まり、今年で29回目を迎えた環太平洋演習は、海上交通路の保護、海上脅威に対する共同対処能力の増進、連合戦力の相互運用性や作戦能力の向上のために進められる多国籍演習だ。米第3艦隊司令部の主管で、隔年に実施されている。

6月26日から8月2日まで続く今年の訓練には日本、韓国、米国、カナダ、ドイツ、英国など29カ国から水上艦40隻余り、航空機150台余り、14カ国の地上軍、兵力2万5000人余りが参加する。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News

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