【KOREA WAVE】
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韓国の空港でファーストクラスの航空券を買って専用ラウンジを利用した後、チケットをキャンセルする行為を2018年から昨年まで33回繰り返したとして、仁川（インチョン）地検が詐欺と業務妨害の疑いで韓国産業通商資源省の職員に対する捜査を進めている。
大韓航空側によると、職員は実際に使用する航空券で出国審査を通過した後、免税区域でファーストクラスの航空券を追加購入。その後、ファーストクラスの客だけが入れる専用ラウンジを利用した後、ファーストクラスの航空券を取り消していた。
「ファーストクラスの場合、航空券のキャンセル手数料がない場合が多く、職員がこれを悪用した」というのが大韓航空側の説明だ。
大韓航空側はこうした事態を受けて、ファーストクラスのキャンセル手数料規定と最大50万ウォン（約5万8000円）程度のラウンジ違約金規定を新設した。
当初この事件を担当した警察署は職員を不送致としたが、大韓航空側の異議申し立てにより仁川地検が捜査を進めている。
大韓航空関係者は「他にもこのような悪用事例がある。取り消し手数料がかからない制度を悪用し、故意的・常習的に航空会社に損害を与え、業務妨害を招いたものだ」と指摘した。
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