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韓流エンタメ大手とその子会社、刑事告訴の“泥仕合”

KOREA WAVE 2024年7月25日 17時49分

【KOREA WAVE】
ミン・ヒジン氏(c)news1

韓国の大手総合エンターテインメント企業HYBE(ハイブ)の経営陣が対話アプリのやり取りや個人情報を違法に取得・流出させたなどとして、子会社ADOR(アドア)のミン・ヒジン代表はこのほど、HYBE経営陣5人を業務妨害や名誉毀損などの罪でソウル龍山警察署に告訴した。ミン代表の代理人が24日、報道資料を通じて明らかにした。

告訴されたのは、HYBE代表理事のパク・ジウォン氏▽監査委員会委員長のイム・スヒョン氏▽最高法律責任者のチョン・ジンス氏▽最高財務責任者のイ・ギョンジュン氏▽最高コミュニケーション責任者のパク・テヒ氏――の5人。

代理人によると、5人は違法に入手した個人間のやり取りと個人情報を使い、虚偽内容に編集したうえ、ミン代表に対する否定的な世論を形成するのに利用したという。HYBEがミン代表に対する監査を進める過程で、業務用パソコンからこうした内容を強引な手法で確保したと主張している。

これに対し、HYBEは24日、見解を発表し、「ミン代表はHYBEにいかなる情報資産も提出したことがなく、監査にも応じたことがない。ADORの副代表2人は本人の同意のもと情報を提出しており、当社が強制的に取得したのではない」と反論している。そのうえで同社はミン代表らに対する虚偽告訴罪での告訴を視野に法的対応を進めていることを示唆した。

ADORは韓国のグループNewJeans(ニュージーンズ)の所属事務所。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News

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