【KOREA WAVE】韓国国土交通省は住宅賃貸借契約の届け出をモバイルでできるよう改善し、31日から大田(テジョン)、世宗(セジョン)両市で試験運用を開始する。年内に全国に順次拡大する。
モバイルで住宅賃貸借契約を届け出るにはスマホに内蔵されたブラウザに「住宅賃貸借契約届け出」を入力し、認証で接続すれば良い。
これまでは、住民センターを直接訪問したり、パソコンで届け出たりすることが必要だったが、今後は仲介業者などで賃貸借契約を締結したその場で、賃貸人・賃借人がモバイルですぐに届け出ができるようになった。
韓国国土交通省は、試験運用を通じてモバイルサービスの需要とシステム安全性を検証し、機能を改善して全国施行時のエラー発生を最小化する。
同省のキム・ホンジョン住宅政策官は「国民が場所と時間にこだわらずスマホで届け出できるよう利便性を改善したことで、届け出率の向上に役立つだろう。試験運用を通じて不足点を補完し、国民がより一層簡単で便利に利用できるようモバイルサービスを発展させていく計画だ」と述べた。
住宅賃貸者契約の届け出制は、家賃などの相場を正確に把握することや、オーナーや不動産屋が不正な契約を結んでないかチェックできるようにすることを目的に導入された。
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