【KOREA WAVE】韓国・現代(ヒョンデ)自動車が、高収益モデルの販売増加とドル高現象に支えられ、四半期で最高の実績を上げた。同様に、起亜(キア)自動車もコンセンサス(証券会社の推定値平均)に合致する実績を達成した場合、過去最高の売上高と営業利益を達成する見通しだ。
現代自動車と起亜自動車の合算売り上げは72兆ウォン(1ウォン=約0.11円)台に達し、これまで最高だった昨年第2四半期(68兆4939億ウォン)を超えるとみられる。営業利益も8兆ウォンに迫り、従来の記録である昨年第2四半期(7兆6409億ウォン)を上回りそうだ。
現代自動車では、セダンより単価の高いSUV(スポーツ用多目的車)とジェネシスなどの高付加価値車種が、実績を大きく牽引した。北米地域などでの海外販売の増加も業績上昇に一役買った。
電気自動車の販売が、大衆化直前の需要鈍化の傾向を見せた一方で、ハイブリッド自動車の販売が好調に伸び、これを補ったという。
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