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韓国・ディープフェイクの性搾取被害が急増…申告受け付けたら「わずか2日」で1400件以上

KOREA WAVE 2024年9月3日 14時0分

(c)news1

【KOREA WAVE】韓国でディープフェイクを用いた性搾取被害が急増している。韓国全国教職員労働組合(全教組)によると、ディープフェイク被害の申告を受け付けたところ2日間で1400件以上も情報が寄せられ、広範囲で被害が発生していたことが明らかになった。

ディープフェイク被害とは、SNSに投稿した顔写真などから人工知能で合成した精巧な性的画像が作られ、インターネット上で拡散されることなどを指す。

全教組関係者によると、申告の約半数が教職員に関連したもの。実際に被害が確認されたケースも約40件あるとされる。

また、韓国教育省は今年1月から8月27日までにディープフェイクによる被害が196件発生したと発表した。このうち179件については捜査依頼があったという。

一方、ソウル警察庁によると、ソウル市内では今年ディープフェイク性搾取物に関連して10人の青少年が逮捕されており、現在もサイバー捜査隊が捜査を続けている。

ディープフェイクによる被害が広がる中、学校や地域でも不安が高まっており、一部の学校では学生に対しSNSから個人情報や写真を削除するよう勧告している。また、女性教員や軍人も被害者に含まれていると伝えられている。

今回の事件は5月に発覚したソウル大学の卒業生を狙ったディープフェイク事件に続くもので、デジタル性犯罪の深刻さが社会的に注目されている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News

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