【KOREA WAVE】韓国教育省が学校のディープフェイク(虚偽合成物)被害を調査した結果、2週間で約240件に急増したことが明らかになった。被害者は大半が学生だったが、教員も含まれた。 同省は「学校ディープフェイク対応緊急専門担当組織(仮称)」を設立し、被害現況把握と削除支援に乗り出したが、申告件数が急増しているうえに明確な保護策が出てこない。
同省によると、17市・道教育庁が把握した学生・教員のディープフェイク被害申告件数は先月28日から6日まで計238件に達した。被害者は計421人で、生徒が大部分(402人)だった。被害者数が被害申告件数より多い理由は、被害申告1件当たり数人の被害者がいる場合があるからだ。
同省関係者は「被害申告件数の増加幅が大きかったのは、学校現場で速かに被害申告および支援に対する案内がなされ、被害者が映像物削除支援を受けるために申告の必要性を感じたためだ」とみる。
同省は被害件数238件のうち171件を捜査依頼し、削除支援機関に87件に対する処理を要請した。
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