【KOREA WAVE】韓国で、秋夕(チュソク)の連休に地方を訪れた20代の会社員が、最近話題になっているAIカリカチュアサービスで家族のプロフィール写真を作成した。人気ウェブトゥーン「ココロの声」や「イ・マルニョンシリーズ」のスタイルで作成されたその画像は、まるでチョ・ソクやイ・マルニョンが描いたかのような仕上がりだった。
生成AI技術を利用してプロフィール写真を作成するサービスは、昨年からMZ世代(1980年代~2000年代初旬の生まれ)の間で話題となっている。写真1枚で、米国の1990年代の学校の卒業アルバム風の写真や、プロの写真館で撮ったかのような高品質なプロフィール写真が作ることができるとして人気を集めた。
最近では、人気ウェブトゥーンを基にしたAIキャリカチュアが注目を集めている。顔写真1枚をアップロードすると、ウェブトゥーン「ココロの声」や「イ・マルニョンシリーズ」に登場するキャラクターのような絵が1~2分で完成する。従来のAI写真が「美しい姿」に変えることを重視していたのに対し、このAIカリカチュアはB級のユーモラスな表現が特徴で、利用者を惹きつけている。
このサービスはネイバーウェブトゥーンが7月から提供している有料AIサービス「ウェブトゥーンキャリカチュア」で、作家チョ・ソクのスタイルで始まった。好評を受け、9月2日からはイ・マルニョンのスタイルも追加された。
ネイバーウェブトゥーンのアプリを利用すると、写真1枚をアップロードするだけで、AIが作家チョ・ソク風にカリカチュア6枚を1~2分で作成する。価格は1回1500ウォン(約160円)だが、9月13日までは作家イ・マルニョンのスタイルが先着1万人に無料で提供された。
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