【KOREA WAVE】韓国・韓神大学の社会学科教授が講義中、旧日本軍の従軍慰安婦に対する侮辱的な発言をしたうえ、済州島四・三事件や光州事件(1980年5月)と関連しても「歪曲した主張」を展開したとして、物議を醸している。
同大の学生らによると、教授は先月12日、「社会調査方法1」の授業で「慰安婦の強制動員」を否定するような発言をしたという。
学生らは校内に貼った壁新聞で、この教授が「事実、慰安婦が強制徴用されたという証拠はあまりない。『売られた』というのは、自分たちの父親や叔父が売り飛ばしたということだ」「食べていくのが大変だから慰安婦になり、全て前払いで受け取ったという記録まであるのに、何が強制慰安婦だというのか」「売り飛ばした当時の父親や叔父たちを非難すべきだ」などと発言したそうだ。
この教授は「日本人は35回も謝罪したのに『謝罪していない』と言われる。植民地については、いつも(日本の)首相が謝罪し、さらには天皇(陛下)も謝罪したのだ」とも口にしたという。
教授は今月2日の授業では「済州島四・三事件は共産主義暴動」「光州事件には外部勢力が介入した」という趣旨の発言もしたそうだ。
問題視された発言について、教授は「非主流の視点を紹介するためのものだった」と説明したという。
しかし、学生らは「教授が誤った歴史認識を持ち、講義で学生たちに堂々と話しているという事実に、嘆息を禁じ得ない」として、教授の謝罪と学校側の懲戒などを要求している。
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