【KOREA WAVE】タクシーの運転中に映画を見ていた運転手が、乗客からの注意に逆上し、脅して強制的に降車させる事件が韓国で発生し、物議を醸している。
最近公開されたユーチューブ「ハン・ムンチョルTV」によると、大邱(テグ)で起きたこの事件は、ある女性がタクシーに乗った際、運転手が走行中に映画を見たことに起因する。
女性が危ないからやめるように頼むと運転手は信号待ちの際、「降りろ」と女性を威嚇した。乗客が撮影した映像には、運転手が「引きずり下ろす前に降りてください」と繰り返し脅す場面が記録されていた。
この後、乗客は警察に通報したが、運転手はその場を立ち去り、翌日にはタクシー料金が自動的に引き落とされていた。
ハン・ムンチョル弁護士は「運転中の映像視聴は罰金6万ウォン(約6600円)に加え、12点の違反点数が科される可能性がある」と指摘。またこの行為は「正当な理由のない乗車拒否に該当する」とも述べた。
ネットユーザーからは「運転手の免許は取り消すべきだ」「警察の対応にも問題がある」といった厳しい反応が寄せられている。
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