【KOREA WAVE】韓国江原道束草(カンウォンド・ソクチョ)の海鮮料理店の店主が食中毒を理由に金銭を要求する詐欺行為に遭ったと、JTBC「事件班長」が最近報じた。
番組によると、事件は7月15日、店にかかってきた「4人で食事をした後、全員がおう吐、下痢をした」と主張する男性からの電話で始まった。この男性は病院代6万ウォン(約6600円)と食事代6万ウォン(約6600円)の合計12万ウォン(約1万3200円)を要求し、「非常にイライラしている」と述べた。
しかし、店主は疑念を抱き、防犯カメラを確認したところ、指定された日時に4人組の来店は確認できなかった。うそを問い詰めると男性との連絡は途絶えた。店主は詐欺容疑で男性を警察に告訴した。
この件の約2カ月後、この男性の存在が再び浮上した。
店主の母親が経営する別の店舗に電話をかけ、また食中毒を主張して金銭を要求したのだ。
店主が電話を確認した結果、声や言い回しが前回の電話と一致しており、同じ男性であることが明らかになった。
警察は現在、この男性を追跡している。他にも同様の事件が複数報告されているという。
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