【KOREA WAVE】韓国の京畿(キョンギ)北部警察庁はこのほど、タクシーの中で倒れていた緊急患者が警察と市民の助けによって貴重な命を救われたことを明らかにした。
それによると、加平郡清平面(カピョングン・チョンピョンミョン)で8月17日、信号無視の車両を取り締まっていた警察官が、タクシー運転手から「応急患者がいて病院に行く途中だが、道が混んでいて時間がかかる」と助けを要請された。
タクシー車内を調べると、血の泡を吹き、意識を失っている男性が後部座席にいた。救急車の出動を要請したが、到着しないためタクシーで病院に向かっているという。
警察官はすぐにパトカーのサイレンを鳴らしてタクシーを先導。夏の休暇シーズンで交通渋滞が発生していたが、警察の迅速な対応と道を譲ったドライバーたちの協力により、タクシーはわずか18分で17キロ離れた病院に到着することができた。
男性は脳と腎臓にうみがたまり意識を失っていたが、応急処置を受け、ソウルの大病院に移送。その後、回復に向かっているという。
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