【KOREA WAVE】韓国の男性ボーカルユニット「東方神起」のユンホが2016年に購入したソウル市松坡区のビルが、8年で約245億ウォン(約27億円)の資産価値を上昇させたことが明らかになった。
ビル取引仲介業者「ビルロード不動産」によると、ユンホは2016年10月にソウル市松坡区風納洞のビルを土地1坪あたり3789万ウォン、総額163億ウォンで契約した。このビルは1983年に建設され、地下1階から地上5階までの構造で、敷地面積430坪、建築面積189坪、延床面積1186坪となっている。現在、ビルにはサムスン生命が入居している。
このビルは千戸駅9番出口前に位置する非常に利便性の高い場所にあり、斜め向かいには現代百貨店千戸店がある。一方で、千戸駅周辺の3つのブロックは一般商業地域だが、ユンホのビルが位置するブロックだけが第3種一般住宅地域に指定されている。
ユンホは、父親が代表を務める法人の名義でこのビルを購入しており、163億ウォンの購入価格のうち127億ウォンは支払いを済ませ、残りの36億ウォンは借入金で賄ったとされる。取得税などを含めた購入総額は約173億ウォンと推定される。
不動産業者によると、付近の大通り沿いにあるビルの取引価格は1坪あたり6455万ウォンから7454万ウォンとされているが、ユンホのビルは大通りの角地に位置しており、さらに高額で取引される可能性があるという。
一方、向かいの商業地域に位置する建物の取引価格は、1坪あたり1億1500万ウォンから1億7600万ウォンの間で取引されている。これに基づき、ユンホのビルは1坪あたり9500万ウォンと仮定すると、ビルの総価値は約408億5000万ウォンになると評価されている。
ユンホがビルを購入してからの8年間で、245億ウォン以上の値上がりが見込まれるとされており、大きな資産価値の増加が注目されている。
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