【KOREA WAVE】韓国国家情報院はこのほど、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党総書記の現地指導に随行していた朝鮮人民軍のミサイル技術者がロシア・ウクライナ戦線で活動している様子を人工知能の顔面認識技術で確認した。
この人物は、ドネツク地域近くの北朝鮮版イスカンデルミサイル「KN23」発射場でロシア軍の服装でロシア軍人とともに写真に収まっていた。
国家情報院はこの人物の写真を独自AI顔面認識技術で分析した結果、昨年8月11~12日、キム総書記が戦術ミサイル生産工場を訪問した際、随行していた軍ミサイル技術者だと確認した。国家情報院の「AI顔面認識」技術上の人物類似度は80%以上といい、国情院は「事実上同一人物である」としている。
国情院関係者は「戦線に投入された北朝鮮軍ミサイル技術者らは北朝鮮製ミサイルの発射を支援している。これにより、技術的問題点の確認や追加技術の確保を試みているようだ」と分析している。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News