【KOREA WAVE】韓国・光州(クァンジュ)で10月18~20日に開催された「第31回光州キムチ祭り」で提供された「3万ウォン(約3300円)のボッサムキムチ」の価格が物議を醸している。
この祭りは約6万8000人が訪れ、約7億ウォン(約7700万円)を売り上げた。今年は通常のキムチ作り体験や販売に加え、有名シェフによるフードショーや食事を楽しむイベント「千人の食卓」が新たに企画され、注目を集めた。
しかし、祭り終了直後から食べ物の価格に対する「ボッタクリ疑惑」がネット上で広がった。特に「千人の食卓」で提供されたボッサムキムチが高額だという声が上がっている。ボッサムキムチとは白菜で包んだキムチのことだ。
一方で、物価高が続く中では妥当な価格設定だとか、白菜価格の上昇、家で同じ料理を作った場合のコストを考慮するべきだという声もある。
韓国の祭りでは毎年、食べ物の価格に対する批判が絶えず、これに対して政府や地方自治体が価格の透明性向上や外部業者の排除といった対策を進めている。
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