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日本人観光客狙った“A級”偽ブランド品販売…ソウル・明洞で横行、注意を!

KOREA WAVE 2024年10月30日 17時30分

明洞のある偽物売場で販売している偽ブランドバッグ=読者提供

【KOREA WAVE】ソウル市中区明洞(チュング・ミョンドン)で日本人観光客を狙った偽ブランド品の販売が横行している。

ブランドバッグの模造品を専門とする店舗があり、売り手は流暢な日本語で価格交渉。ルイ・ヴィトンやグッチ、シャネルなど高級ブランドの偽物だけを集めた専用の部屋も用意され、日本人客にだけ質の違う模造品を見せることもあるという。

明洞では「カバン」などと書かれた日本語の看板が目立ち、客引きが日本人観光客を狙って声を掛ける。模造品の価格帯はプラダのバッグで18万ウォン(約1万9800円)、グッチのトートバッグが72万ウォン(約7万9200円)程度。売り上げの8割近くが利益になっているとみられる。

中区庁は、日本人観光客だけを対象とした密室取引の取り締まりを強化しているが、課題も。証拠収集のためには写真や動画が必要だが、能力の高い証拠を見つけるのは至難の業で内偵捜査も困難な極めるからだ。

また、商標法違反で摘発しても罰金は最大で500万ウォン(約55万円)に過ぎず、業者の利益に比して抑止効果が小さいのが現状だという。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News

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