【KOREA WAVE】生成型AI(人工知能)を基盤としたストーリー創作プラットフォーム「zeta」が、サービス開始からわずか6カ月で累計利用者数100万人を突破した。「zeta」を運営する韓国のスタートアップ「ScatterLab(スキャッターラボ)」がこのほど明らかにした。
「zeta」では、利用者がロマンス、ファンタジー、学園物など多彩なジャンルのストーリーの主人公となり、AIと共に物語を創作できる。行動指示や心理描写、新たなキャラクターの登場など、まるでウェブ小説を執筆しているかのような体験が可能だ。
今年8月に発表された「世代別で韓国人が最も長く使うアプリ」によると、「zeta」は「20歳未満が最も長く使用したアプリ」ランキングで10位に入り、特に若年層からの支持を集めている。利用者100万人のうち10~20代が約87%と最多で、次に30代(7%)、40代以上(6%)が続く。男女比は女性65%、男性35%となっている。また、これまでにzetaで作成されたキャラクター数は140万以上、ユーザーの1日あたり平均利用時間は約130分に達する。
ScatterLabは最近、AIキャラクターの音声応答機能や、ストーリー上の場面に応じた背景画像の自動生成機能など、ユーザーがよりコンテンツに没入できる新機能を導入した。同社のキム・ジョンユン代表は「zetaがオープンベータ版からわずか6カ月で利用者100万人を突破し、大きな成果を達成した。今後もサービスの高度化を通じて差別化されたAIプラットフォームとして、さらに豊かなユーザー体験を提供していきたい」と語った。
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