【KOREA WAVE】韓国のエンターテインメント企業HYBE(ハイプ)で競合アイドルを批判する内容を含む内部文書が流出し、同社が謝罪に追い込まれた。HYBEのイ・ジェサン代表は10月29日、国会での文化体育観光委員会で指摘を受けて、業界やアーティスト、ファンに対し謝罪した。
問題視された文書は特定のリーダーシップ層に限定して共有された。そこには「デビュー時にメンバーがまだ外見的に未成熟だった」「整形が目立つ」などの表現が含まれ、特定のアーティストや事務所に対する否定的な評価が書かれていた。
この内容がオンライン上に広まり、大きな波紋を呼んだことから、イ・ジェサン氏はこれらのアーティストや関係者に謝罪する意向を示した。また、CEOとしてこのような文書の作成を中止させ、再発防止のための内部ガイドラインと監督を強化する方針を表明した。
さらに、HYBEはこの文書を作成した幹部を実務責任者から解任し、内部管理の改善を図ると発表した。
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