【KOREA WAVE】韓国・新世界百貨店が1日に公開した「新世界スクエア」は、わずか10日間で訪問者20万人を突破し、ソウルの新たな観光名所として定着した。
新世界スクエアは、昨年末に約100万人の国内外の観光客が訪れた「ホットプレイス」、新世界のメディアファサードを再構築したものだ。
昨年同時期と比べて訪問者数は約59%増加し、韓国文化やグローバルOTTによる3Dアート作品などのコンテンツが増えたことで滞在時間も50%増加した。名所である明洞の立地と、バスケットボールコート3面分(1292.3㎡)に相当する大スクリーンでの映像体験が訪問者を引きつけたようだ。
2024年のクリスマス映像にはアナモルフィック技法が採用され、映像に立体感と臨場感が加わって観客の注目を集めている。
新世界スクエアは、周辺の明洞の活性化にも貢献している。ソウル市のリアルタイムデータによると、9、10両日の瞬間最大人数で約10万人が明洞を訪れ、クリスマス映像が上映された午後6時には当日の最大数である4万2000人が訪れたとされる。
新世界百貨店本店を訪れる外国人観光客も増加し、1~10日の本店での外国人顧客売上は前年同期比で43.5%の増加を記録した。新世界は新たな映像コンテンツを公開し、顧客参加型イベントも実施。11日からは、グローバルOTTのNetflix独占アニメシリーズ「Arcane」シーズン2の最新映像を新世界スクエア限定で公開する。
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