【KOREA WAVE】韓国江原道原州市で、飲酒運転と無免許運転を繰り返していたとして道路交通法違反の罪に問われた38歳男性に対し、春川地裁原州支院はこのほど、懲役1年2カ月の実刑判決を言い渡し、事件で使用された乗用車と車の鍵の没収を命じた。
男性は今年3月11日未明、血中アルコール濃度0.143%という酒気帯び状態で、運転免許なしに約12kmを運転した。また2022年1月から今年3月にかけ、計8回にわたり無免許運転を繰り返していた。
男性は2015年3月、飲酒運転で600万ウォン(約66万円)の罰金命令を受けたほか、2022年4月には飲酒運転と無免許運転で懲役8カ月の執行猶予2年が言い渡されている。これらの処分にもかかわらず再犯を繰り返し、さらに過去の違反では交通事故を引き起こして他人にけがを負わせたこともある。
地裁は「免許取り消しの後も罪悪感や恐怖心を感じることなく、飲酒運転や無免許運転を繰り返している」として、再犯リスクが極めて高いと判断。実刑と没収処分が下された。
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