【KOREA WAVE】中学時代の同級生の旅行で、20代男性が女性の友人に暴行を加える事件が韓国であり、検察は懲役17年を求刑した。女性は「植物状態」になっているという。
この事件は昨年2月、釜山（プサン）の宿泊施設で発生した。女性は男性と他の友人との口論に巻き込まれ、頭を押されて倒れた際、テーブルに頭を激しくぶつけた。その結果、外傷性脳出血による全身まひとなった。男性は過去にも同様の暴力事件で罰金刑を受けたことが明らかになっている。
検察は、被害者に回復の見込みがなく、余命も数年と診断されていることや、被害者とその家族が受けた精神的・経済的被害が甚大だと指摘した。
弁護側は、暴力行為は衝動的で計画性がないとして情状酌量を求めた。
この事件は、女性の母親がオンラインコミュニティで加害者の厳罰を求めたことで広く知られるようになり、関心を集めている。
1審では懲役6年が言い渡され、検察が軽すぎるとして控訴した。
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