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キムチ桶に現金2億ウォンとゴールドバー…韓国国税庁「悪質」高額滞納者696人追跡調査

KOREA WAVE 2024年11月26日 17時0分

21日、高額滞納者の追跡内容について発表する国税庁当局者(c)news1

【KOREA WAVE】韓国国税庁は、財産を隠して脱税していた高額滞納者696人の財産追跡調査を進めていると発表した。対象者には、納税能力がありながら賭博の当選金を隠した人や、親族などに財産を不正に移転した人などが含まれている。

このうち、ある男性は本人所有の土地を子どもに譲渡したのに税金を納付せず、数十億ウォンを滞納した。国税庁は男性の子どもに関わる4カ所を一斉捜索し、キムチ桶に隠した2億ウォン(約2200万円)やゴールドバーなど、計11億ウォンを徴収し、一家7人を告発した。

調査では、スロットマシンの高額当選金を隠していた例や、所得を親族名義の海外保険契約に偽装し、財産を海外に隠した事例が確認された。

国税庁は、当選金の使用履歴や送金した保険料の出所を追跡し、発行済み小切手の支払停止や債権の差し押さえを進めている。

さらに特別な所得がない配偶者名義で不動産を取得し、虚偽の仮登記を設定して財産を隠す滞納者も摘発された。国税庁はこれらの不正行為に対し名義回復訴訟を起こすほか、刑事告発の手続きも進めている。

国税庁は今年1~10月に約2兆5000億ウォン(約2750億円)を現金徴収または債権確保したほか、仮想資産や動画配信者の収益も差し押さえの対象としている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News

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