【KOREA WAVE】韓国京畿道水原市(スウォンシ)の集合住宅で住民が30匹以上の猫を飼い、周辺住民が苦情を訴える事態となっている。JTBC「事件班長」が報じた。
報道によると、問題の住民は70代の女性と40代の息子で、3年前に保護した2匹の猫から繁殖が進んだ。猫たちは不妊手術を受けておらず、妊娠中の個体も複数確認されている。建物の共用部分に放置されたふん尿が悪臭を放ち、夏場には窓を閉めても耐え難い臭いが充満しているという。
さらに猫は放し飼いのため、夜間や早朝の鳴き声による騒音被害も報告されている。昨年この建物に住んでいた外国人夫婦はストレスが原因で妻が双子を流産したと訴え、わずか3カ月で退去した。この夫婦が抗議すると、飼い主は「猫は家族だ」と言い返したという。
地元自治体は動物保護団体と協力し、猫の譲渡を提案したが、住民はこれを拒否しており、現在も解決の見通しは立っていない。
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