【KOREA WAVE】韓国陸軍の特殊部隊である第707特殊任務団出身の俳優イ・グァンフンが、国会前に派遣された戒厳軍を説得する場面が話題を呼んでいる。
ユーチューブチャンネル「ファン記者TV」は3日、ユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領が非常戒厳を宣言した後、国会本会議場の外での様子をライブ配信した。その中で、俳優イ・グァンフンが戒厳軍に声をかけて説得する姿が映し出された。
イ・グァンフンは戒厳軍の前で「俺は707部隊の先輩だ」と自己紹介し、「命令を受けてここに来たのはわかるが、君たちも冷静になるべきだ」と話しかけた。
さらに「自分も除隊して20年になり、今はタレント活動をしている」と述べ、部隊の同期と連絡を取って状況を確認していることを明かした。そして「ヘリコプターでこちらに向かっていると聞き、不安になってここに来た」と語った。
イ・グァンフンは戒厳軍に対し、「どんな命令があったにせよ、君たちもユーチューブを見ているだろう。過度な力を使わず、冷静に行動してほしい。体を張って防ぐな」と助言したうえ「君たち自身の判断を信じているが、それでも心配だ。無駄な行動するな」と伝えた。
イ・グァンフンは第707特殊任務団の中士出身で、2006~07年の「大祚榮」で俳優デビューを果たした。
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