【KOREA WAVE】住宅購入のために夫が偽装結婚を選択し、結果として本来の婚姻関係が破綻したという話が、最近放送された韓国のテレビ番組「探偵たちの営業秘密」で明かされた。
依頼者の元妻によると、夫婦は共働きで子どもを持たない生活を送っていたが、家主から保証金1億ウォン(約1100万円)の増額を求められたことで問題が生じた。
新たな住居を探す中で、夫は不動産ブローカーから「多子世帯特別供給枠を利用すれば抽選に当選しやすい」として、3人の子どもを持つ生活保護受給者の女性との偽装結婚を提案された。夫婦は最終的にこれを受け入れ、マンション抽選に当選した。
しかし、夫は偽装結婚の相手の女性との関係を次第に深め、子どもの学校や病院への付き添い、生活費の支援までするようになった。
さらに、女性の子どもたちは夫を「お父さん」と呼ぶようになり、女性も「書類上の夫婦なのだから問題ない」と主張し始めた。この状況により元妻は精神的に追い詰められ、ついには健康を損ねてしまった。
最終的に元妻は夫の行動に耐えかね、不正な住宅抽選の事実を通報。夫と縁を切る決断を下した。
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