韓国のチャン・ミラン文化体育観光第2次官は9日、ソウルで開催された日韓観光ビジネスフォーラムで「韓国はいつも通りの日常生活を維持しており、主要観光地も普段と変わりなく運営されている」と強調し、日本人観光客に対し、安心して韓国を訪問してほしいと訴えた。
このフォーラムは、2025年に迎える日韓国交正常化60周年を前に、両国の観光業界間の協力を深めるための場として開催された。
チャン次官は挨拶で「新型コロナウイルスの危機が収束した際にも、韓国と日本は互いを最も多く訪問する関係にあった。今年も両国はお互いに最も人気のアウトバウンド(国外旅行)目的地となっている」と述べ、両国の観光交流の重要性を強調した。
また、「韓国と日本は近くて特別な友人であり、どうすればより多くの人々が長く滞在し、満足できるかを共に考えている」と述べ、両国の観光産業の発展に向けた意欲を示した。
来年には韓国・慶州でアジア太平洋経済協力首脳会議が開かれ、大阪では関西万博が開かれる。チャン次官は「大規模な国際イベントを前に、来訪者を迎える準備に万全を期す」と語った。
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