【KOREA WAVE】韓国の現代(ヒョンデ)百貨店が展開するビューティー専門店「ビー・クリーン」の今年1~11月の売り上げを分析したところ、外国人顧客の比率が初めて20%を超えた。現代百貨店が発表した。これは同期間における現代百貨店の化粧品全体売り上げに占める外国人比率(約9.7%)の2倍を上回っている。
特にソウル市の旗艦店「ザ・現代ソウル」でこの傾向が目立った。昨年の外国人売り上げ比率は15.1%だったが、今年は28.4%に伸長した。
ビー・クリーンは自然由来成分や動物実験をしていない製品を前面に押し出し、リサイクル可能な環境配慮型パッケージの使用など持続可能性を重視した商品を厳選して販売している。
2021年にザ・現代ソウルで1号店を開業し、2022年には京畿道城南市(キョンギド・ソンナムシ)やソウル市木洞(モクトン)の店舗に相次いで出店した。今年4月には中洞(チュンドン)店に香水やディフューザーに特化した「ビー・クリーンエッセンシャル」をオープンした。
2023年には計270回のポップアップイベントを開催。新興ブランドの発表会や新商品の先行展示を頻繁に実施した。
現代百貨店はクリーンビューティーを外国人顧客誘致の主力コンテンツと位置付け、全国15店舗への展開を計画。来年には清州市(チョンジュシ)など3店舗で新規オープンを予定している。
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