【KOREA WAVE】韓国の大手ファッション通販サイト「ムシンサ」は今年最大の割引イベント「冬のブラックフライデー」が過去最高の売り上げを記録したと発表した。イベント期間中、オンラインストアの累計売上額が3654億ウォン(約402億円)に達し、前年同期間比約21%増加した。
11月22日から12月4日までの13日間にわたって実施されたこのイベントには、約4000ブランドが参加。冬のアウターが主力商品として人気を博し、顧客1人当たりの平均購入額は約16万4000ウォン(約1万8000円)に上った。これは8月開催の「夏のブラックフライデー」の1.5倍の金額だ。
ムシンサはオンラインだけでなく実店舗でも成功を収め、ソウル市の弘大(ホンデ)店、大邱市(テグシ)の大邱店など3店舗では来場者が計18万人に達した。特にソウルの聖水(ソンス)店でのアウトレットポップアップイベントには1万7000人が来場し、14万点以上の商品が販売された。
ムシンサはライブストリーミングによる販売にも力を入れ、25回の配信で約95億ウォン(約10億円)を売り上げた。これらの成功で冬季商品の販売が回復し、参加ブランドの収益拡大に貢献したと関係者は話している。
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