【KOREA WAVE】交際を拒否した女性とその母親を襲い、女性を殺害した罪により一審で無期懲役を言い渡された韓国の大学生キム・レア被告。犯行時の音声記録が9日、韓国tvN「この言葉をどうしても伝えたかった」が公開された。
キム被告は一方的に女性への思いを募らせ、しつこくストーカー行為をしていた。母親は娘を守るため、彼のオフィステル(小型の住居兼事務所)を訪問。対話を録音し、証拠を集めようとした。
するとキム被告は突然包丁を持ち出し、暴力を振るい始めた。録音には「放して! 警察を呼んで!」と叫ぶ声、娘が「ダメ! 私の携帯がない!」と泣き叫ぶ声が記録され、キム被告とみられる「フフフフ」という笑い声も残されていた。
襲われた女性は13カ所を刺され、命を落とした。母親は一時意識を失い、娘が逃げたと信じていたという。
後にキム被告は裁判で母親を加害者に仕立て上げようと虚偽の供述をしたが、録音データの存在がこれを覆した。
キム被告は昨年10月23日に無期懲役の判決を受け、その5日後に判決を不服として控訴した。
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