【KOREA WAVE】裸体に段ボール箱をまとって昨年10月、ソウルの弘大(ホンデ)や狎鴎亭(アックジョン)などの繁華街を闊歩したとして公然わいせつなどの罪に問われた女性らに対し、ソウル中央地裁は12日、罰金刑を言い渡した。
判決などによると、被告らは段ボール箱を身にまとい、通行人に手を入れて体を触らせるなどした。
地裁は、その女性とそれをサポートした被告に罰金400万ウォン(約44万円)を科し、企画を担当した被告に罰金500万ウォン(約55万円)と性暴力治療プログラム40時間の受講を命じた。
被告らは「芸術表現だ」と主張していたが、地裁は「一般市民の性的羞恥心を誘発するもので社会通念に反する」と指摘した。
女性らはSNSでアクセス数を稼ぎ、収益を得ようとしていたとされる。
被告のうち1人は麻酔薬のケタミンを違法に購入した罪にも問われており、別途裁判が進められている。
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