【KOREA WAVE】ソウル汝矣島(ヨイド)国会議事堂前で14日開かれたユン・ソンニョル(尹錫悦)韓国大統領弾劾を求める大規模集会には、警察推計で20万人以上が集まった。多くの参加者がSNSを活用したが、通信各社の迅速な対応により、通信障害はほとんど発生しなかった。
通信各社は、先週のトラフィック過多による混乱を教訓に、科学技術情報通信省と連携して移動基地局15台と簡易基地局34台を追加設置。合計で移動基地局36台、簡易基地局39台を集会エリアに展開した。特に弾劾賛成派が集結した汝矣島周辺に重点的に配置された。
SKテレコム、KT、LGユープラスの通信各社は、既存設備の最適化やモニタリング体制の強化で通信容量を拡大し、通信品質の維持に努めた。SNS上では「場所によってはやや不安定だったが、先週に比べれば遥かに良かった」という利用者の声が寄せられた。通信業界の関係者は「移動基地局は距離が近いほど通信が安定するため、一部で違いが出たが、増設が功を奏し大きな問題はなかった」と説明している。
一方、ポータルサイトやメッセンジャーアプリでも対応が強化され、接続トラブルは発生しなかった。ネイバーはアクセス集中が予想されるニュースや検索サービスに対し、監視体制を強化し専用ホットラインを設置。カカオもカカオトークを含むサービスを安定的に提供するため、事前準備とビッグデータ分析を活用した。
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