【KOREA WAVE】子どもの入試不正や青瓦台(大統領府)監察もみ消し容疑で実刑判決が確定した韓国野党「祖国革新党」のチョ・グク(曺国)代表が、16日から2年間の収監生活を開始した。
ソウル中央地検は13日、チョ・グク前代表の刑執行延期申請を承認し、16日にソウル拘置所へ出頭するよう通知していた。
チョ・グク前代表は14日、大統領弾劾訴追案が国会本会議で可決されたことを受け、SNSを通じて「国民の勝利」と述べた。また、「偉大な国民は、韓国が危機に瀕するたびに正しい選択をしてきた。私の役割は一段落したが、国民はこれからも勝利し続けるだろう」とコメントした。
最高裁判所は12日、収賄や職権乱用などの罪で起訴されていたチョ・グク前代表の上告審で、懲役2年を言い渡した原審を確定させた。チョ・グク氏が裁判にかけられてから5年以上の時を経ての最終判決となった。
この判決により、チョ・グク前代表は国会議員職を失うとともに、今後5年間の被選挙権が停止されるため、次期大統領選挙への出馬は事実上不可能となった。
チョ・グク前代表が失職した議席は13日、比例代表13位であったソウル神学大学社会福祉学科ペク・ソニ教授に引き継がれた。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News