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韓国の宮殿・王陵の訪問客、1489万人に増加…外国人は49%急増

KOREA WAVE 2024年12月22日 17時30分

多くの観光客で賑わう景福宮(c)news1

【KOREA WAVE】韓国の宮殿や朝鮮王陵を訪れた全体の観覧者数が今年、昨年比52万人増加し、計1489万人に達したことがわかった。外国人訪問者は全体の約20%に当たる299万人で、前年比49%の急増を記録した。

国家遺産庁の宮陵遺跡本部は19日、2025年にはさらに多くの観覧者を引きつけるため、革新的な「宮陵活用プログラム」を展開する計画を明らかにした。今年、同本部は予算全体1615億ウォンのうち約14%に当たる226億ウォンを活用プログラムの運営に投じ、計16のプログラムを実施した。

代表的なプログラムには、宮中文化祝典、朝鮮王陵祝典、景福宮別館の夜行プログラムや昌徳宮の月夜見学、徳寿宮の夜の石造殿イベントなどがあり、合計で689万人の観覧者が参加した。

この結果、4721億ウォンの生産誘発効果、1774億ウォンの付加価値誘発効果を含む、計6495億ウォンの経済的波及効果を生み出したと分析されている。また、3573人の雇用創出効果も見込まれる。

春と秋に5大宮殿(景福宮、昌徳宮、徳寿宮、昌慶宮、慶熙宮)および宗廟で開催された宮中文化祝典は、最も多くの観覧者を集めたプログラムだった。春の祝典には35万人、秋の祝典には33万人が参加し、計68万人が祝典を楽しんだ。また、外国人専用プログラムの拡充や、グローバルプラットフォーム「KLOOK」や「CREATrip」などを通じたチケット販売の成果により、祝典期間中に宮殿を自由に利用できる「宮パス」の販売数は約10倍に増加した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News

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