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「処理水批判」韓流歌手、東京でライブ開催へ…「日本は“地獄”じゃなかった?」ネット上でわだかまり

KOREA WAVE 2024年12月23日 11時32分

キム・ユナさん(c)MONEYTODAY

【KOREA WAVE】韓国の4人組ロックバンド「紫雨林(ジャウリム)」のボーカル、キム・ユナさんが来年2月に東京でコンサートを開くと発表された。キム・ユナさんは昨年9月、福島第1原子力発電所の処理水海洋放出が始まった際、処理水放出に反対する姿勢を鮮明にしていたため、韓国の一部でキム・ユナさんに対する批判の声が上がっている。

キム・ユナさんは昨年9月、処理水放出が始まった際、インスタグラムに、酸性雨が降りしきる2019年のロサンゼルスを舞台にした約40年前の映画「ブレードランナー」に言及して「ブレードランナー+4年、映画でのディストピアが現実になり始める。放射能の雨がやまず、日も当たらない映画の中のロサンゼルスの風景。きょうのような日、地獄について考える」とつづった。

また「RIP(Rest In Peace=安らかにお眠りください)地球」というメッセージが記された写真を掲載しながら、処理水放出に反対する姿勢を鮮明にしていた。

こうした投稿にもかかわらず、キム・ユナさんが日本でコンサートを開催すると伝えられ、一部で反発の声が上がった。

元国会議員のチョン・ヨオク(田麗玉)氏は19日、自身のブログで「日本で日本語の歌も?」というタイトルで投稿し、キム・ユナさんの過去の発言を取り上げて非難した。

チョン氏は、キム・ユナさんのこうした投稿に言及しつつ、「『紫雨林』ではなく『放射林』と改名して行くべきでは?」と皮肉り、「寿司を食べながら日本を批判し、その日本で公演とは矛盾している」と非難した。さらに「日本公演で日本語の歌を披露するつもりなのか?」「地獄と呼んだ場所で金儲けをするのか」と批判した。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News

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