【KOREA WAVE】スターバックスのリモート注文アプリ「サイレンオーダー」に、10年目に注文キャンセル機能が導入される。これまで一度注文するとキャンセルできず、多くの顧客から不満の声が上がっていた。
スターバックスコリアはこのほど、サイレンオーダーに注文キャンセル機能を追加した。
サイレンオーダーは、アプリで商品を注文し、準備が完了したら受け取るサービスだ。2014年に導入され、これまで5億件以上使用されるほどの人気を誇る。しかし、誤って別の店舗で注文した場合や、飲み物の提供が遅れた際にキャンセルが不可能で、顧客からの不満が絶えなかった。
今後は、店舗で注文が承認される前であれば、サイレンオーダーの注文キャンセルが可能になる。注文が承認されるとすぐに飲み物を作り始めるため、それ以降はキャンセルが制限される。
また、飲み物ではなくコーヒー豆やMD商品などは、当日に顧客が受け取らなければ自動的に注文がキャンセルされる。注文のキャンセル方法は、サイレンオーダーの注文詳細画面で「注文キャンセル」ボタンを押すだけだ。
さらに、スターバックスのデリバリーサービス「デリバース」にも注文キャンセル機能が適用される。店舗で注文が承認された後でも、配達ライダーが割り当てられる前であればキャンセルが可能になる。サイレンオーダーと同様、注文状態画面からキャンセル手続きができる。
スターバックスはまた、サイレンオーダーでの待ち時間通知機能も強化する。
これまで特定の時間帯に注文が集中し、飲み物の受け取りまでに20分以上かかる場合に通知が表示されていたが、今後は15分と20分に分けて待ち時間を細かく通知する。注文前に予想される待ち時間がポップアップで表示されるため、顧客が混雑状況を確認して注文を調整しやすくなりそうだ。
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