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尹大統領、公捜処に到着…「質問書だけで200ページ」取り調べ開始

KOREA WAVE 2025年1月15日 12時27分

15日午前、大統領官邸を出発し、公捜処の調査室に向かうユン大統領の車列(c)news1

【KOREA WAVE】韓国・高位公職者犯罪捜査処(公捜処)は15日、逮捕したユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領を政府果川庁舎に移送した。ユン大統領は午前10時51分ごろ庁舎に到着したが、メディアの前には姿を現さず、庁舎に入った。

公捜処は、17日午前10時33分までの48時間、ユン大統領を取り調べた後、拘束令状を請求する、あるいは大統領を釈放する必要がある。

ソウル西部地裁が発付した逮捕状には、拘置場所としてソウル拘置所が明記されている。公捜処が取り調べを終えた後、拘束令状を請求した場合、ユン大統領はソウル拘置所に移送され、拘束令状発付の可否が決まるまで待機することになる。

公捜処は徹底した捜査を予告しており、準備された質問書だけでも200ページを超えるとされる。検察特別捜査本部が作成した起訴状をもとに、さらに質問書を補強した可能性が高い。

一方で、ユン大統領が黙秘権を行使する可能性も排除できない。

取調室として、公捜処は政府果川庁舎5棟にある3階の映像調査録画室を準備しているとされる。ユン大統領が同意すれば、取り調べ内容は映像と音声で記録される。

取調室では、一方にユン大統領と弁護士が座り、向かい側にイ・デウォン部長検事とチャ・ジョンヒョン主任検事が着席して取り調べが進められる予定。長時間の取り調べが予想されるため、休憩スペースも別途用意されているという。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News

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