【KOREA WAVE】韓国で20代の女性が音楽教授を自称する40代の男から性的被害と暴行を受ける事件があった。JTBC「事件班長」が報じた。
それによると、被害者の女性は昨年、蔚山(ウルサン)の音楽サークルで男と知り合った。男は「音楽教授であり、動物心理相談士」と名乗っていた。
歌手を目指していた女性は男から歌を学ぶようになった。すると男は「親元にいては人生がうまくいかない」と言って自宅での同居を提案した。女性はこれを受け入れ、2023年7月末から男が夫婦で住む家で暮らし始めた。
やがて男は「親に居場所を教えるな」と指示し、「神が罰を与えようとしている」などと精神的に支配した。女性を1カ月にわたって監禁し、暴力や性的暴行を繰り返した。
男はその間、「神の指示で関係を持つべきだ」「お前は親を暴行し、近親相姦をした罪人だ」などと女性を脅迫した。父親に「なぜ自分と関係を持ったのか」という内容のメッセージを送らせた。
この連絡を受けた父親が警察に通報し、男は準強姦容疑で逮捕された。検察への送致後も男は「女性が襲いかかってきたため仕方なく暴力を振るった」と容疑を否認している。
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