Infoseek 楽天

韓国・旧正月連休前に急増する「目・鼻の整形手術」…懸念される「術後トラブル」

KOREA WAVE 2025年1月27日 5時0分

(c)news1

【KOREA WAVE】韓国では今年の旧正月連休は臨時公休日の導入で最大9日に及ぶ。この期間を利用して目や鼻の整形手術を受ける人が増えている。ただ、術後の副作用やトラブルに対する注意が必要だ。

鼻の整形手術では、術後3日間ほど腫れが残ることが多い。この期間は手術部位を避けて冷湿布をするのが良い。また、2週間程度は上半身を高くして寝るよう心がける必要がある。さらに、術後3~4週間は鼻が衝撃を受けないように注意することが推奨される。

術後に腫れや痛み、軽い出血が見られることもあるが、これらは通常1日ほどで収まる。しかし、手術部位の皮膚が赤く変色したり青紫色になったりする場合、また、挿入物が位置からずれたり、異物反応が発生したりする可能性がある。

慶熙大学病院整形外科のカン・サンユン教授は「鼻の部位に熱感や痛みがある場合、急性感染が疑われる。その場合は応急処置として早急に病院を訪れるべきだ」と指摘している。

術後に問題が発生した場合でも、挿入物除去や再手術に迅速に取り組むことで、術前の状態に戻すことが可能だ。再建手術では、シリコンなどの人工材料や耳軟骨など自己組織を用いることが一般的だ。

一方、二重まぶた手術では、術後2日目に腫れが最もひどくなるが、2週間を過ぎると腫れが70~80%程度引く。初めの2日間は冷湿布の措置を取り、その後は温湿布に切り替えて腫れやあざを軽減する必要がある。

術後に血腫が発生する場合があり、大量の場合は即時に除去する必要がある。放置すると、眼瞼外反、眼瞼後退、眼瞼下垂、ドライアイなどの深刻な問題を引き起こす可能性がある。

また、術後に目に砂粒が入ったような感覚や涙が止まらない症状がある場合、医師に相談するのが望ましい。カン教授は「縫合糸が露出して角膜を刺激したり、腫れが原因となったりする場合がある。特定部位の腫れや視界がぼやける症状が続く場合は病院で診察を受けるべきだ」と助言している。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News

この記事の関連ニュース