【KOREA WAVE】韓国京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)でロマンス詐欺の被害に遭いそうになった聴覚障害のある40代男性が、郵便局職員と警察の迅速な対応で被害を免れた。
一山(イルサン)西部警察署によると、1月21日正午ごろ、高陽市内の郵便局の職員から「顧客が1億ウォン(約1100万円)の定期預金を解約しようとしているが、挙動が不審だ」と通報があった。
駆けつけた警察官が男性の同意の上で携帯電話を確認し、「女性」とのチャットアプリの会話記録を見つけた。相手は露出度の高い写真を送って「愛している」と繰り返し、送金を求めていた。
警察は即座にロマンス詐欺と判断。「恋人だ」と主張して郵便局から立ち去ろうとする男性を説得し、被害を防いだ。
警察関係者は「ロマンス詐欺は本物の恋人であるかのように錯覚させる巧妙な犯罪であり、被害に遭わないためには最初からこうした会話に応じないことが重要だ」としている。
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