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非常戒厳、航空機事故…「社会不安」続きで伸びる韓国・新興企業の「占いアプリ」

KOREA WAVE 2025年2月5日 6時0分

gettyimagesBank(c)MONEYTODAY

【KOREA WAVE】韓国で旧正月を迎え「運勢」への関心が高まっている。特に昨年は「非常戒厳」騒動や航空機事故など社会不安が続き、占いサービスの需要が増加。関連のスタートアップが躍進している。

中でも注目すべきアプリは、テックラボが提供する「チョムシン」だ。このアプリは年月日や性別を入力すれば登録なしで占え、1700万回以上ダウンロードされている。

サービス内容には、四柱推命や手相、タロット占いなど伝統的な占いだけでなく、「ゴルフ運」「不動産運」「投資運」など多様なジャンルを提供している。

点信を運営するテックラボは昨年8月に企業価値2045億ウォン(約225億円)と評価された。2023年末時点で計上した売り上げ829億ウォン(約91億円)のうち点信が約60億ウォン(約6億6000万円)を占めた。

また、アプリ「Forceteller」も注目されている。会員数は860万人を超え、最近ではセブンイレブンと協力し、アプリを使った無料占いのQRコード付き商品を販売している。運営会社はカカオゲームズなどから85億ウォン(約9億3500万円)の投資を受けている。

運勢を提供するスタートアップは増加しており、人工知能を利用した占いアプリや占い師とのオンライン相談サービスを展開する企業も。これら企業は多額の投資を受けて急成長している。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News

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