11日は雨が降りましたが近年まれにみる渇水に変わりはないようです。
今後、まとまった雨がなければ工業用水の自主節水が県内全域で始まるとの見方が示されました。
これは12日の県議会土木建築委員会で示されたものです。
県企業局によると8月から11月までの降水量は平年の36%、特に10月は平年の7%しか降っておらず、12日現在の貯水率は菅野ダムで29%佐波川ダムで17%となっています。
県の担当者「過去最大となった平成6年度に匹敵することについて深刻な状況であると受け止めている」
現在、周南コンビナートでは65%の自主節水、宇部・山陽小野田でも30%の自主節水が続いていて県によると、各企業は、冷却水の再利用や小さな川からの暫定的な利水など「最大限の努力をしている」ということです。
また、渇水などにより県内4つのダム発電がストップしているということです。
県企業局は、今後まとまった雨がなければ県内全域で自主節水が始まるとの見通しを示しました。
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