環境に優しい製品やサービスに取り組む事業者を表彰する「グリーン購入大賞」。ことしは山口市の秋川牧園が農林水産特別部門で大賞を受賞しました。
12日、東京で授賞式が行われ秋川牧園の秋川正社長が表彰状を受け取りました。
秋川牧園はニワトリの肉や卵を中心に豚肉から牛肉、野菜まで幅広く生産する会社で加工や宅配事業も手がけています。
また、飼料米の生産農家と連携し循環型の農畜産業を確立するなど安心・安全な食づくりに向けた取り組みが高く評価されました。
秋川牧園・秋川正社長「秋川牧園がただ作るだけじゃなくて食べて下さる消費者とのつながりそれを大切にしたことが評価いただいたのかなと思っています」
1972年の創業以来、秋川牧園が力を入れているのが宅配サービスです。
消費者と直接つながる=宅配サービス、今月8日には新たな配送センターの竣工式も行われました。
コロナ禍の巣ごもり需要で会員数が増加、より広い作業スペースが必要となったためで現在、全国で2万5000人の会員が宅配サービスを利用しているということです。
宅配の箱詰めはこれまで通り手作業ですが新たなセンターでは商品の保管場所が一目で把握できるシステムを導入するなど効率的な発送作業が可能になります。
秋川牧園・秋川正社長「創業から口に入るモノは間違ってはいけないそういう思いで食を作り加工をし全国の消費者の方とつながるということを大切にして進めてまいりました。 これからも食の信頼、健康ということを何より大切に頑張っていきたい」
持続可能な取り組みが評価された秋川牧園。新しい配送センターは来年1月に稼働する予定です。
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