上関町議会、12月定例会は13日が最終日。町民による使用済み核燃料の貯蔵施設の視察費用を盛り込んだ 補正予算案が可決されました。
視察は、来年1月23日から始まります。
12月定例会には、町民による使用済み核燃料の貯蔵施設の視察費用などを盛り込んだ補正予算案が提案されていて、13日に採決が行われました。
視察費用には、立地可能性調査の開始にともなう国からの交付金をあてていて交付金はこのほか、新しい診療所の設計にむけた基金創設などに活用する方針です。
賛成・柏田真一議員「過疎債を利用する必要がなくなる町債を町の将来のために自分たちの子どもや孫のために少しでも少なくしようという努力は必要」
反対・清水康博議員「このままこういった形になると原子力財源への依存度がどんどんあがっていくことも危惧している」
採決の結果、補正予算案は賛成多数で可決されています。
このほか抗議行動で中止となった中国電力による町議会への説明について議員を派遣し説明を受けることも決まっています。詳しい日程は今後、中国電力と調整するということです。
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