きのう13日（水）の県内はよく晴れましたが、今朝にかけては西から進む雲が近づいてきています。細かい雨雲が流れ込んで、一時的に弱い雨が降っている所があります。
晴れをもたらしていた高気圧は、日本の東へ離れて、大陸からは前線が近づいてくる見込みです。そのため、山口県は天気が崩れる予想です。
初めは比較的明るい空で、降ってもパラつく程度の雨ですが、次第に厚みのある雲に覆われてくる見込みです。夕方頃から所々で弱い雨が降り始めて、雨の範囲が広がっていくでしょう。夜は、傘を差していても足下が濡れるくらいの本降りの雨となる所がありそうです。お帰りの時間に向けて、雨具の準備を忘れずにしてお出かけなさって下さい。
日中の最高気温は、15度を超える所が多い予想です。南からの空気が入るため、雲が増えるわりには昼間の気温は高めとなるでしょう。ただ、雨が降り出すと、空気がヒンヤリしていきそうです。
あす15日（金）、あさって16日（土）も低気圧や前線の影響で、ぐずつく天気。雨が降ったり止んだりとなるでしょう。17日（日）にかけては、日本付近は一気に冬型の気圧配置が強まる見込みです。日曜日は、雪が舞うほどの厳しい寒さとなりそうです。また、来週中頃からは、さらに強い寒気が流れ込む予想で、市街地でも雪が積もる所が出てくるおそれがあります。これから来週にかけて2段階で寒波がやって来そうです。冬用タイヤや予定の確認など、寒波への備えを進めておいて下さい。
（KRY山口放送 気象予報士 中原一徹）